「成り立ち」を知ることでより良い表現を🎵

8月7日の朝、人出が少ない時間帯に夫と仙台七夕祭りに行ってきました🎋⭐️
金賞の七夕飾りは、ト音記号や音符、ピアノの鍵盤がモチーフに🎹🎶

七夕のお歌といえば、「たなばたさま」。当教室のリトミックのレッスンでも取り入れております。改めてこのお歌について調べてみました♪

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「たなばたさま」の歌は、1941年第二次世界大戦のさなか、音楽の教科書に載せるために作られました。戦争中に作られたとは思えないほどやさしく、子どもの心に寄り添うようなあたたかさ溢れる歌です。
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笹の葉さらさら 軒端にゆれる
お星さまきらきら 金銀砂子
五色の短冊 わたしが書いた
お星さまきらきら 空から見てる
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まずは一番の歌詞の意味。
「軒端」とは、屋根の端、庇(ひさし)の事です。昔は大人の背よりも高い笹を庭に飾るのが主流でした。そのため、軒の端まで届いた笹の葉が風に揺れている様子を表しています。
「砂子」とは、金や銀を粉状にした物で、今で言う「ラメ」の事です。お星さまがきらきらしているのを見上げると、まるで金銀のラメを夜空に振りまいたよう、という美しい情景です。
次に二番の歌詞の意味。
「五色の短冊」が、「ごしょく」ではなく「ごしき」なのは、理由があります。五色(ごしき)とは、すべてのものは木・火・土・金・水の5種類を素としてできているという古代中国の考え方である「五行説(ごぎょうせつ)」を取り入れた、青(緑)・黒(紫)・赤・黄・白の色のことで、すべてのことがうまくいきますようにという願いが込められた色です。
また、一番の歌詞は下から空を眺めている様子を表していたのに対し、二番は空から見る星の様子で俯瞰した形になっていて、視点が地上から宇宙へと変わっています。
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当教室のリトミックのレッスンでは、3歳を過ぎたお子様からこのような物事の「成り立ち」についても説明します。知らない事を知ることで想像が膨らみ表現する楽しさを実感できます。それは、学ぶことが楽しい!という気持ちに繋がります。
ピアノのレッスンでも、初歩の段階より題名から曲の表現を考えることで、表現する楽しさや表現したい事が伝わった時の喜びを実感できるレッスンを行っております。その経験を積む事で、音楽史、作曲家などについても深く追求するきっかけを作っております。

このように、作曲された背景や歌詞の意味を理解する事で、表現したいことが具体化され、より楽しく表現する事ができると思います。曲の背景を理解する事で、気持ちを込めた表現や演奏ができるのです。

福原ピアノ教室では、「できる」という経験を積み重ねることで楽しくレッスンを行っております。

夏の体験レッスン無料キャンペーン実施中です🌻
体験レッスンのお申し込みは、「体験レッスンお申し込みフォーム」よりお願い致します🎶

福原ピアノ教室

仙台市太白区八木山南のピアノ教室のホームページです。 日赤病院前バス停、八木山南団地入口バス停から徒歩4分。地下鉄東西線八木山動物公園駅から車で3分。地下鉄南北線長町南駅から車で10分。 ピアノ、ソルフェージュ、リトミック、絶対音感のレッスンをしています。 0歳半〜大人の方まで幅広い年齢の方に通っていただけます♬

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